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ワクチンとヘルニアの関係

2016年 10月01日 08:43 (土)

2016・10.1

名古屋動物医療センターへ行って来ました。

すずらんの2年に1度の検診です。
足の手術から4年、心配されていた関節炎もなく安定しているとのこと。

今回は、2度ヘルニアを起こしたダックスの大蔵も診て頂きました。
2度とも軽度なヘルニアでしたが、今後も繰り返しそうなので念の為…

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大ちゃん、初エレベーター





ウィペットには少ない胸腰椎のヘルニアですので、知らないことばかりでした。
単純に軽度か重度しかないものと思っていましたが、大型犬に多いヘルニア、ダックスに多いヘルニア、更にスムースダックスに多いヘルニアetc…
ヘルニアにもいろんなタイプがあることを知りました。

そして、発症の原因は生活習慣(床滑りや高い場所への上り下りなど)ではなく、ほとんどが 『体質』 であると言うこと…
悪い生活習慣は確かに発症を早めたり重度になり易かったりはするものと思われますが、発症しない体質の子は日常的に飛んだり跳ねたりを繰り返していても発症しないのだそうです。

何故なら、ヘルニア体質の場合はかなりの割合で生後1歳までには 『ヘルニア発症の下地』 が出来てしまうそうです。(髄核の変性)
その後、だいだい4歳~6歳頃に発症することが一番多いそうです。

確かに大蔵も、1回目は5歳半、今回が6歳半頃の発症でした。

検査前の問診はリハビリの先生で、検査結果は院長の陰山先生からのご説明でしたが、どちらの先生も去年と今年のワクチン接種の時期をしきりに訊かれまして…

何故だろう???って思っていたら…

実は、ワクチン接種によりヘルニアが誘発されることがあるのだそうです。
接種後、1ヶ月~1ヶ月半までは注意が必要とのこと。
ワクチンが、直接ヘルニアと関係があるのではなく、まず脳に影響が出るそうで(脳髄膜炎だったか?神経炎だったか???)
脳神経系からの影響でヘルニアが誘発されると言うものです。

家に帰り、昨年のワクチン接種とヘルニアの発症時期を調べてみましたが、ワクチン接種後2週間でヘルニアを発症していました。
でも今回の発症はワクチンとは関係ないので、大蔵の場合はワクチンとの因果関係は不明です。

ですが、こういうお話しを聞けるのは専門病院ならでは、飼い主が素人だからと要点だけ説明する先生ではなく、難しいことも分かりやすく説明して下さる陰山先生ならではだからかな?とも思います。
いろんな模型を使ってご説明頂くので、実に分かりやすい

検査にも時間を掛け、説明にも時間を掛けて下さる、時には興味深くで面白いお話しも聞けるので、遠くても、症状が軽度でも行きたくなるのです(笑)

4年前のすずらんの手術の際には 『ウィペットの骨』 が特別であることを教えて頂きました。
感動しました。
そのお話しは、またいずれ…

大蔵は、あと2週間ほど無理をさせないで過ごしていれば、穴も塞がり自然治癒するのではないかとのこと。
通常、発症から6週間ほどで突起した部分は体内へ自然吸収され、穴も塞がるそうです。
でもヘルニア体質である以上、いつガツーンと大きいのが来るか分からいとのことで、応急的な予備薬を持たせて頂きました。
あとは神経系に効果のあるビタミンB群の薬を1か月分。

病院側にとっては至って軽度なケースでしょうが、私は頭にいろんなことを詰め込んで帰って来られたので楽しかったです(笑)

最後に、名古屋動物医療センターのもう一つの優れている点。
それは2次診療ではないと言うこと。
誰にでも門扉が開かれていて、他の病院からの紹介状も不要です。
専門・高度医療を行っている病院で一般診療と言うのは珍しいです。
大学病院とは違い、土日も診療していますので受診し易い病院です。


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病院1Fと隣接する屋外を合わせると、30台ぐらいは駐車可能