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3回打ちの意味

2014年 09月16日 22:10 (火)

大蔵がまたしてもワクチンアレルギーを起こしたので、しつこくワクチンネタ(笑)

ウィペットのブリーディングをしている事もあり、おまけにワクチンアレルギーの子を2頭も抱えているので、ワクチンについて少々勉強致しました。

子犬時には何故ワクチンの3回打ちをするのか?についてのお話。

大蔵がある銘柄のワクチンにアレルギー反応を起こした事が分かり、再度ワクチンについていろいろ調べていたところ、かなり多くの飼い主さんが「何故3回も打たなくてはいけないの?」と言う疑問を書き込まれていました。

それに対するアンサーも、的外れなものがあったりと…(笑)

獣医さんも、次回はいつ頃接種に来て下さい…と言うだけで、質問されない限りは詳しい説明はされないと思います。



生まれたばかりの子犬は、母犬から抗体をもらっています。
これを「移行抗体」と言います。

移行抗体の有効期間は、45日前後~120日前後とのこと。
つまり、早い子では生後45日前後で抗体は効力を失くし、長い子では生後120前後まで抗体が有効な状態であると言うことになります。

1回目のワクチンは、45日前後で抗体が弱まる、もしくは失われていると仮定して接種します。

この時、もし移行抗体が強く効力を持っていたとしたら、子犬は自分で抗体を作れない(作る必要がない)ため、せっかく接種したワクチンは無効となります。



2回目のワクチンは、上記のように1回目のワクチンが無効になっていると仮定して接種します。

2回目のワクチン接種時に、まだ移行抗体が強く効力を持っていたとすれば、2回目のワクチンも無効と言うことになります。



3回目のワクチンは、上記のように2回目のワクチンが無効になっていると仮定して接種します。



1回目を生後50日ぐらいで接種すれば、2回目は生後80日ぐらい、3回目は生後110日ぐらい。

始めに書いた通り、移行抗体の有効期間は長い子でも120日前後だと言う事を踏まえると、3回目の接種時期が生後100日(105日以降がより良い)を過ぎでいれば、ほぼ3回目のワクチンは有効になっていると考えられます。

何故、子犬時にはワクチンを3回も打たなければならないのか?
それは、移行抗体の有効期間が、個体によって大きな差があるため接種時期を特定できない!!
こんな感じでしょうか…

例えば、体調不良等で2回目のワクチン接種が生後100日を超えてしまったのなら、3回目を打つ必要はないと言うことにもなります。

3種や5種・6種・8種・9種、最近は11腫もあるようですが、種類が多い、少ないと、ワクチンアレルギーは余り関係がないようです。

熱が出たり、グッタリしたり、軽くその病気に掛かったような状態になる事を「リアクション」と言います。
リアクションが起きるのとワクチンアレルギーは全く別です。

体力がない子に種類の少ないワクチンを勧める獣医さんがいたとしたら、多分リアクションの事を心配されているのだと思います。

リアクションに関しては、専門家の間ではリアクションが出るほどワクチンの効果が高いと言う事らしいですが…

ワクチンを培養するのに、主に牛の細胞等を使用している事が多く、牛アレルギーを持っている子はワクチンアレルギーを起こす確率が高いです。

あとは、アジュバンドにアレルギーを起こしている場合。

アジュバンドとは?
アジュバンドとは、抗原を免疫細胞に浸透させやすくするための補助剤です。
種類はいろいろあるようです。
不活化ワクチンの場合は、このアジュバンドが必須です。

犬のワクチンの多くは、生ワクチンと不活化ワクチンを混合しています。
ただ、生ワクチンと言っても毒性は弱めてあるそうです。
そうでないと、犬の場合は本当にその病気を発症する恐れがあるそうです。

不活化ワクチンは、文字通り死んで活動していない病原体から有効な部分だけを取り出したものです。
だからアジュバンドの力を借りないと効果を発揮出来ないのです。


アナフィラキシーショックは、ワクチン接種後10分前後~1時間以内に起こるのに対し、アレルギーの方は大蔵のように接種後5時間も経過してから出る事もあります。

接種後に顔を痒がる様子があれば、ムーンフェイスの前兆ですので、早めに受診出来る体勢を取っておいた方が良いです。
抗アレルギー剤の注射を打てば、数時間後には治まって行きます。

2~3回のワクチン接種で何事もなかったから、家の子はワクチンアレルギーはない…って思いがちですが、大蔵も狂犬病ワクチンを含め、6回目のワクチン接種の時に初めてアレルギー症状が出ました。

そんな子に無理してワクチンを打たなくても…
私がお付き合いのある獣医師の中で、ワクチンを打っていない子は手術出来ない!とおっしゃる先生がいます。
麻酔を掛けると体力は著しく低下するので、ワクチンを打っていない子は院内感染する恐れがある、と言う理由です。
ちょっと納得…してしまいました。

ワクチンアレルギーの場合、接種するのか、しないのか?
どっちのリスクを取るか?の問題ですし、それは飼い主さんが決める事ですね。

長々とお付き合い、ありがとうございました(*^_^*)

素人が調べて書いた記事ですので、内容に間違いがあれば、こっそり指摘して下さいませ…恥ずかしいので(笑)





大ちゃんが大変!!

2014年 09月16日 15:30 (火)

昨日、大蔵はワクチンを打ちました。


ワクチンアレルギーなので、事前にアレルギー予防の注射を打ち、しばらく時間を置いてからワクチンを打ちます。
ここまでは、いつもと同じ。

5時間後、お顔がパンパンに腫れ上がってしまいました!!
瞼もパンパンになって、黒い出目金みたいに(^_^;)

いわゆる、ムーンフェイスです!

接種後、5時間近く様子を見ていたけど何事も起こらなかったので、買い物に出たのです。
私が出掛けた直後から異変が出始めたようで…
こんな時に限って携帯を家に忘れていて…(^_^;)

帰宅したら長女が玄関の外にまで走って来て

『携帯は? 大蔵の顔、パンパン!!!』

携帯の不携帯を怒られました(笑)

ここ3年はアレルギー症状が出なかったのですが、今回は何が違ったのか?

今回はいつもの遠くの病院ではなく、2月に新しく出来た近くの病院に行ったのです。
勿論、ワクチンアレルギーである事は事前に説明済みです。

病院が違ったので、接種したワクチンも違ったのです。

最初のアレルギーが出てからはずっと、アレルギー予防の注射を打った上で、KB社の『C』と言うワクチンを接種していました。

ただ今回は、病院が違ったのでF社の『V』と言うワクチンを打ったのです。

事前にアレルギー予防の注射さえ打てば、どのワクチンを打っても大丈夫なのだと思っていました。
しかし、銘柄によってはアレルギーが出てしまうと言う事が今回の件で判明しました。

日本の多くの動物病院で使われているワクチンは、
K社の『D』     F社の『V』     KB社の『C』

この中の1種だけを主に使われている病院もあれば、全種置いている病院もあります。

若干、強弱があったり、アジュバンドが違ったり、培養に使用している細胞(他の動物)が違ったり…

多分、大蔵はアジュバンドにアレルギー反応を起こしているのだと思います。


獣医さんは、それぞれに合う・合わないがあるとも言われていました。

これで、いくらアレルギー予防の前処置をしたとしても、KB社の『C』と言うワクチン以外は打たない方が良いと分かりました。。
まあ、だから安全だとは言い切れませんが。


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最近、イイものを見つけた大蔵くん。。。

スポッと被せるタイプの枕カバーなのですが、私の洋服の中に潜れない時は…

枕とカバーの間に潜り込みます(笑)

余りにもぴったりフィットなので笑えます!!



結局、昨日は4本も注射を打たれた大蔵くんなのでありました~